ろちです。
スギモトマユさんのロンドンを題材にされたロンドンアドベンチャー通信(同人誌)を読んで自分の思ったことについて書いていきます。
目次
DEPARTURE(おもバザ東急ハンズ新宿在庫無し→メロンブックス予約)
ロンドンへの旅行や滞在をメインとしたもの。
・英語を覚えるのは日常に取り入れるのがベスト
人は今いる環境を変えないと変われない(恒常性)と言われている。
僕も英語には興味があるものの勉強には身が入らず、なんだかんだ(友達の付き添いもあり)イタリア旅行にも行けてしまったのでやらずじまいでした。
単に勉強することを目的としてしまうと、英語に対して苦手意識が強いので継続する気力も次第に無くなり挫折してしまう。
そもそも具体的な目標(xxできたら終わり)が無い。
本誌では好きなものにハマり、それが日常にまで影響を及ぼし英語を聞くのが日常的になっていたとのこと。
ドラマや映画を楽しむ過程で自然と覚えるというのは、導入として入りやすいしこれは非常に良いなと思った。
(アニメとかではなく、字幕にして出演者の表情や行動を見ながらどのような心境で話をしているのかを想像するのも面白そう。)
やはり好きという力は自分を大きく変えてくれるものなんだなというのを改めて感じた。
・旅行初心者に優しいこれは持っていくと便利一覧
イタリアとまた違う対策が必要なんだなぁと感じた。
旅立つ際の飛行機内、滞在時の持ち物が詳細に記録されている。
小旅行と滞在では大きく異なるので、非常に参考になった。
特に水筒!
あと、iPadは自分も持っているけど全然使いこなせていないなぁと思ったw
ほぼイラスト描きアイテム^^;
・ロンドン事情が分かりやすい
文化の違いで読んでいて面白い。
バス停の屋根の上エピソードは同人誌じゃないとまず語られないことだと思う。
同人誌の良い点は、観光雑誌に載っていないことを知れること。
こういう個人での体験(成功、失敗、感じたもの)は旅行先じゃないと味わえないもの。
国内観光する際には自分も周辺状況や文化を大分意識するようになり楽しさが増えた。
(ちなみに東京は街頭の種類が豊富で面白いです)
次に海外旅行行ったらまた別の楽しさが芽生えるかも。
・滞在でしか分からない事情があるのも面白い
大抵旅行誌や観光雑誌では小旅行がメイン。
生活していないと分からない文化的なものや現地民からの情報、滞在の仕方も載っていて有益でした。
現地人と会話する機会があるか無いかでも大分違うんだろうなぁ。
・住みやすい国は人それぞれ
日本は治安や便利さ、物の安さ等良い面が多いので自分にとっては日本が一番だと考えているが、著者はロンドンの方が合うみたい。
こういうのは実際に住んでみないと分からない。
これは国内でも同じで、県が変わると文化や方言、地域特有の催し、天気、風習等大きな変化がある。
引越しで簡単に環境を変えられるので(仕事によるんですけど)、早めに体験しておいて損はない。
実家暮らし→一人暮らし、地元→隣の県、地方→都心へ引越ししてみて環境を大きく変えてみる。
今が満足できない状況なら思い切って引っ越すのもあり。
1ヶ月ホテルに住むのも良いかもしれない。
機会があれば仙台、岡山あたりに1ヶ月滞在して周辺も併せて周るのもありかな^^
店で売っているものも違うしそういう楽しみもありかも。
・キャラが可愛く親しみやすい
最後の方に紹介があるが、当初のキャラよりラフな感じで好き。
表情も豊かで心境も伝わりやすい。
本誌を手にする前の同人誌「コロナ帰国」(後述)を神保町のおもバザで見つけた際、欧州であることもだがキャラが一番に目に入り即購入した。
第一印象は大事。
コロナ帰国(おもバザ神保町購入)
コロナ発生後、ロンドンから日本へ帰国する経緯の記録。
・当たり前の日常
急に仕事が無くなり、周辺状況が変わり、住むことさえも厳しくなる。
そんな状況は日本でも起きていたが、海外はまた別の不安要素を含んでいるのを知った。
また来週、そんな当たり前が無くなったのは世界共通。
日本語通じないなら尚更だろうなぁ。
・買い占め
やはりこれも世界共通で日本だけじゃない。
こんな恐ろしい状態になっても暴動や事件が起きない地域は本当平和だと思った。
日本でも同じように一部のものが無くなることがあって、それがニュースになり、更に拍車をかけと悪循環だった。
マスクから始まり、水、消毒液、トイレットペーパー等。(偽情報もあった)
とりあえず今落ち着いてほぼ普段通りの生活ができるようになって一安心。
・人と接する仕事が極端に減った
旅行は最たるもので4月~5月はどこも閉まっていて元日に近い状態が長かったなぁ。
ロンドンでもそれらのものが無くなり、観光客もいなくなり、華やかだった日常が一変。
夜遅くまで灯っていた光、人の賑わい、音楽等色々無くなって寂しいというのは東京も同じだった。
20時までの時短営業で地方と変わらない静けさだった。
観光地の観光客も大分減り、今では少し戻ってきたけど当時の賑わいは無し。
海外の観光地はどうなっているんだろう・・・。
(ヴェネツィアはめちゃくちゃ減っているのを見た)
・take care
気を付けてという意味。
これが日常的になったとのことで、気軽に会話することもできない状況が感じ取れる。
日本は元々そう会話せず無言なのもあって挨拶という面ではそこまで変わらなかったけど、
海外だとそういうスキンシップはよくありそうだし、やはり寂しいんだろなぁと思った。
そしてそれが日常的になる早さ。
これがまた少し怖さを感じました。
・ロンドンを出国
周辺状況の変化が早く、万が一を考えての帰国。
飛行機に搭乗する前までは余裕っぽい素振りだが、内心どうしようと毎日がストレスの連続だったのが分かる。
多分これは日本にいても同じだった。
毎日変化している感じがあって、いつ空港が、店が、公共交通機関が閉鎖となるかも分からない状況だった。
ただ、著者の運も良かったのだろう。
なんだかんだあっても体調を崩すことなくチケットも取れて無事帰国できたのは良かったことだと思う。
自分もコロナにかからず(無症状の可能性もあるが)、大病にもならず地震などの災害にも遭わずで
なんだかんだいって運が良いのか生かさせられているとさえ思う。
今の日常を大事にしつつ、できる限り自由に好きなことを楽しみながら生きたいと思った。
コロナ帰国withロンドン(おもバザ神保町購入)
コロナで日本帰国後、再度ロンドンに旅立ち、そしてコロナ後のロンドンのことが書いてある。
・この状況で日本を出国する勇気が凄い
コロナで世界が戦々恐々とする中、ロンドンへの再入国を決断することへの行動力はただただ凄い。
後悔するより行動するというのは自己啓発本でもよく見るけど、今回のことはなかなかできるものではない。
コロナは見えない敵、それ以上のロンドン愛!
正解か不正解かは人それぞれの考え方で、成功者や夢を叶えてるため突き進む人はまず動く。
ビザの期限が迫っていたという状況も後押ししたんだと思う。
期限がもっとあったらもう少し様子見して行く機会を逃していた可能性もあり、結局は時の運なのかもしれない。
人生は運とタイミングで構築されている気がする。
・現地の写真がたくさん
コロナ後のロンドンの風景写真がたくさんあって見ていて楽しい。
コロナ前後で風景がガラッと変わってしまったのは世界共通なんだなぁと改めて思った。
色々な国の料理も食べられるようで、そういう点では日本と変わらない様子。
小旅行ならイギリス料理食べまくるぞ→マズい(と酷評)思い出になるかもしれないけど(むしろその体験がメインだったり)、
滞在するなら自炊もするだろうし「食がマズい」というのはわりかし気にならないのかも。
自分にとっての美味しい店、お気に入りの店を見つけるのは国内でも同じ。
観光で歴史ある場所に行けるのは本当羨ましい。
コロナによって変わったところもあり、残念ではあるけど受け入れて前に進むしかない。
いつか自分もロンドンい行ってみたい。
(コロナ前の日常風景も気になるところ。noteがあると書いてあったので読んでみようかな。)
・スーツケースあるある
自分もイタリア旅行の際、着いた時に壊れていましたw
友人のお古を譲ってもらったのもあり、まぁ仕方ないかなと。
次もし行く機会ができれば自分できちんとしたもの買って持ち歩きたいなぁ。
・ケバブ
ポークが無いのはイスラム系料理だかなのかと納得。
妙にクセになる味で自分も好き。
最近東京でよく見る。
・海外のイチゴチョコ事情
イギリスではイチゴ味のチョコレートが無いらしい?
海外のイチゴ味(ストロベリー)チョコレートをサッと検索してみたけど、確かにあまり出てこない。
日本は他に四季に関連した味も多く、飽きさせない(買わせる商戦なんだろうけど)のは本当上手だなと思う。
抹茶味、桜味、しまいにはきなこもちチョコ等。
カスタマイズ大好きな日本らしいなと改めて種類の多さに感心した。
海外で仲良くなった人にイチゴ味や抹茶味のチョコどうって聞いてみて送るのも面白いかもしれない。
文化の違いを知るのも楽しいなぁ。
・トイレ
コロナ禍で男子トイレ封鎖されていたのは凄いなぁ。
海外は日本ほど清潔ではなく、トイレも汚いのはイタリアに行って知っている。
コロナ対策には清潔感あるトイレの整備は必須事項なんだろうなぁと思った。
インフラ面強い日本の技術を売るのも良いのではないか?
日本とは事情が大分異なるからそう簡単にはいかないか。
軟水と硬水でも全然違うし、紙も流せないしで課題は多そう。
今のイタリアのトイレ事情はどうなっているんだろう。
気になる方は、スギモトマユさんのBOOTHより各種購入し読んでみてください!
ではではー。